2011年3月26日土曜日

日常着は世界に誇る文化 TGCチーフプロデューサー?永谷亜矢子

【話の肖像画】“販促”至上主義!(上)

 日本のリアルクローズ(日常着)を世界に発信する日本最大級のファッションイベント、東京ガールズコレクション(TGC)。今月6日で10回目(年2回開催)となるが、最先端の服やモデル、人気の歌手やタレントが登場し、毎回全国から2万人以上が集まる。ショーの服がその場でネット購入できるなど、あらゆるメディアと連動したEコマース(電子商取引)イベントに育て上げたのがチーフプロデューサーの永谷亜矢子さんだ。「リアルクローズこそ世界に誇る日本文化」と話す永谷さんは、アジアへの本格進出も見据えている。(小川真由美)

 ??不況にもかかわらず、今回のショーは協賛額が過去最高になった

 永谷 TGCは日本のリアルクローズを海外に発信する目的で開催しているが、基本は販売促進と流通開拓のためのイベントなんです。当たり前ですが、協賛社が求める目標に対して毎回結果を出してきたから、協賛してくれる企業が増えているのだと思う。

 会社の知名度アップや収益の向上、新しい商品を市場にデビューさせるほか、F1層(20?34歳)の女性に「あれ、よかったね」と評判になることも含め、協賛社の目的はいろいろある。そうした要望に合わせ、TGCのコンテンツをポップや店頭でフル回転させて販促につなげたり、ショーの制作現場を複数のメディアに落として幅広い層にアピールするとか、仕掛けはいろいろあります。

 ??具体的には

 永谷 以前協賛頂いたユニクロの場合、値段が安くてトレンドを反映した世界的衣料ブランドのH&Mが平成20年9月に日本に進出したのに合わせ、「うちもファッションアパレルに参入する」と世間に認知させるためのメディアタイアップだった。企画したのが膝(ひざ)上30センチのワンピース。それまでのユニクロは郊外型のファストファッションで、大半のワンピースは膝丈だったからミニ丈は画期的だった。それをショーと同時に、商品にTGCが制作したタグをつけ、TGCの雰囲気をそのまま店頭でも出して販売した。つまり、ショーが盛り上がっても実際に売れなければ結果は失敗でしかないし、ここまで続かなかった。

 ??景気低迷の影響はなさそうです

 永谷 不景気で可処分所得が下がれば大半の人は服とかおしゃれより貯金にお金を回すが、TGCに集まる女性は、9月の最高気温37度の真夏日にムートンの帽子やファーのベストを着て会場に来るほどファッションへの関心が高い。だから影響は受けにくいかもしれない。また、国内外の約700人の取材陣が集まることも魅力的なんですよ(笑)。

 ??どういうことか

 永谷 司会者や人気モデルがステージで協賛社の商品を着たり食べたりする姿を記者さんも何げなく見ていますよね。商品が記事や番組になるかは別にして、企業にとっては日本の大半のマスコミに自社製品や企業イメージをアピールできる絶好の機会です。

 ??ショーで披露された服をすぐに携帯電話で買える仕組みも注目された

 永谷 メディアの環境は激変しています。昔はテレビCMや雑誌の広告に著名なタレントを起用すればモノが売れた。でも、今の若い世代はそうしたさらっと流れるような情報伝達だけでは反応しない。それだけでは今の若い世代は「これ、本当に買っていいのか。失敗しないか」と不安なんです。ありとあらゆるメディアをチェックして不安を解消できないと購買にまで至らない。「この子の情報なら信頼できる」と女の子が思えるような情報、背中を押してあげるような仕掛けをしないと販促にならない。

 ??ブログやツイッターもあるが

 永谷 TGCを始めた当初のメディアは新聞、テレビ、雑誌、ウェブだった。それがパソコンや携帯電話、今はブログ、SNS、ツイッターなども加わった。個人が専用のメディアを持って独自の情報発信ができる時代だ。多くの人気女性誌の発行部数は数万部の一方で、人気読者モデルのブログの1日のアクセス数は30万件。1日3、4回と情報も更新され、影響力の差は歴然としている。

 数年単位のテナント契約とか曜日ごとの店頭集客など、旧来の仕事のやり方では今の消費者のニーズには追いつけないし、リスクも高すぎる。現代のビジネスは個人メディアを巻き込んだドラスチックな手法でなければ結果は残せない。だからTGCも、個人メディアの“口コミ”力をいかに広げるかが鍵で、仕事はどんどん人海戦術になっています。

【プロフィル】永谷亜矢子

 ながや?あやこ 昭和47年、愛知県岡崎市生まれ。38歳。独身。毎年春と秋の年2回開催され、全国から2万人超を動員する日本最大級のファッションイベント、東京ガールズコレクション(TGC)のチーフプロデューサー。平成7年、立教大学卒業後、リクルートに入社。住宅情報誌、海外旅行情報誌、結婚情報誌の編集を担当。ITベンチャー企業を経て、17年、TGCを立ち上げたブランディング(旧ゼイヴェル)に入社、第1回からプロデューサーを務める。昨年4月からTGCの企画制作を行うF1メディア社長も兼務。

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引用元:アイオン-ナビ AION-NAVI - AION,アイオンの掲示板,BBSです,ユニーク 装備の情報,WIKI 攻略,RMT コンビニなどサービスを提供します。

2011年3月8日火曜日

「ラグナロクオンライン ファン感謝祭2008」ペコペコが






 10月25日にディファ有明で開催された「ラグナロクオンライン ファン感謝祭2008」。本イベントではRWC2008の報告会やスペシャルコスプレステージが行われたほか,「ラグナロクオンラインDS」体験ブースなども用意され,まさに「ラグナロクオンライン」を愛するファンのためのお祭りであった。メインステージで行われたプログラ
ムの一つとして,ガンホー?オンライン?エンターテイメントの千葉亮一氏が開発元である韓国Gravityを訪問し,原作者イ?ミョンジン氏のサインをはじめ,ファンのために各種RO関連グッズをお土産にもらってしまおうという様子を収めたムービー,題して「Gravity突撃取材 ラグナロクオンライン開発現場に潜入 rmt リネ
!」が紹介された。

 その中で,7月19日の「ラグナロクオンライン ユーザーシンポジウム」における発表でも来場者からの反応が大きかった,新3次職に関する新たなグラフィックスモーションも公開されたので,こちらを速報でお伝えしよう。



鳥から龍へ,そしてルーン?ミッドガッツ王国にロボットが登場?




 3Dマップの作成画面やキャラクターのモーション確認画面など,ごく普通の開発現場の様子を伝えるムービーの中に突如現れたのは,緑色の龍らしきもの。なんとこれは3次職業「ルーンナイト」用の騎乗生物となる,ドラゴンであった。これまでナイト系職業が乗っていたのは,カラフルな羽が特徴の鳥「ペコペコ」であったが,さらなる上位職にふさわしく,騎乗 rmt redstone
生物も鳥から龍に進化するようだ。騎乗した状態で使える,いかにも龍らしい専用スキルも実装されるという話である。ただし千葉氏が解説すると同時に,会場からはやや不満げな,「えー」という声があがっていたことも書き加えておこう。
rmt Atlantica
 さらにもう一つ,ブラックスミスの3次職「メカニック」が乗れる,ロボット(?)のデザインも公開された。このいかついロボットの,どこにどんなスタイルでメカニックが騎乗するのかは気になるところ。開発本部 本部長 ホン?サンギル氏は「メカニックの乗り物とカートは同時には使えない」と説明したが,これが一度カートを返却 rmt ラテール
しなければならない,という意味なのかどうかは不明だ。こちらもルーンナイトのドラゴンと同じく専用スキルが追加され,メカニックが騎乗して戦うことにより,高い性能を出せる仕様になるそうだ。また,わずか1点ではあるが,ギロチンクロス(女性)の新モーション開発画面も公開された。









まだモーションまでは出来ていない,メカニック用の乗り物。MMORPGの世界観はあってないようなものとはいえ,北欧神話をベースに柔らかいタッチのROに,このロボットが馴染むかどうか,悩んでしまう
ルーンナイトが背中にまたがる,騎乗ペットのドラゴンがこちら。ドラゴンらしいスキルを実装という話だが,やっぱり口から炎を吐いたりするのだろうか?
画面に見えているのは,女性ギロチンクロスの攻撃時モーションの一つである。某南斗水鳥拳にも見えるこの動き,一体どんなスキルなのか3次職の実装が待ち遠しい



 ここでサプライズゲストとして,ステージ上にはムービーの中に登場していた,ラグナロクオンラインの原作コミックを担当しているイ?ミョンジョン氏ならびに,ホン?サンギル氏が登壇。このファン感謝祭のために急遽来日したという話だ。日本のファンへのお土産代わり……かどうかは分からないが,追加情報としてスクリーンに映し出されたのは,ルーンナイトの
槍系武器を持った攻撃モーションと,ドラゴンに実際に騎乗した状態のグラフィックス。そして同じく3次職に予定されている,「アークビショップ」「レンジャー」「ウォーロック」の歩行モーションである。









槍を振り回すモーションは結構カッコイイ
ルーンナイトが実際に乗ってみると,なんだかドラゴンが小さく見える
イ?ミョンジョン氏(右)と開発本部 本部長のホン?サンギル氏(左)



 このほか,日本側から開発チームに要望していたというアイテムのグラフィックスが,ずらりと公開された。一部はパッケージに同梱される限定アイテムのようだが,ROのキャラクター用のさまざまなヘア用アイテムの画面は,なかなか面白い。ファンとしては一日も早くマイキャラのために入手したいところだろう。











 3次職実装へ向けて着々と開発が進んでいるのは嬉しいニュースだが,映し出された画面を見る限り,「トゲトゲしている」と不評だったギロチンクロスや,プロレスラーみたいといわれたルーンナイトの衣装は,ユーザーシンポジウムで発表されたものから変わってないように見える。服装の露出が増えたことに対して,イ?ミョンジュン氏は「(自分も)男ですから
……」と冗談でかわしたが,ホン?サンギル氏は「2次職に比べて3次職は,前の職業の系統が分かりづらいという意見は日本から届いているので,修正を加えている最中」と述べた。



年内には新攻城戦システム実装か




 最後に,今後のアップデートやイベントスケジュールが発表された。それによれば2008年末から2009年にかけては6周年記念イベント,お正月イベントといった定例のゲーム内イベントが実施されるのに加えて,「魔王モロク」アップデート後半となる「戦場システム」「メモリアルダンジョン」の実装,さらに新攻城戦システム(攻城戦Second Edition)が11月実装を
目標に調整中とのことである。また,無料ワールド「Skuld」の再オープンに合わせて,10月28日?11月4日にかけて,全ワールドで経験値1.5倍キャンペーンが実施される。スケジュール通りに開発?調整が進めば,まったく方向性の異なる大型アップデートが数か月おきに実装されそうなラグナロクオンライン。年内はもちろんのこと,来年もまだまだ期待できそうである












引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト